理事長所信

昨年度、砂川青年会議所は、5年先の未来に向かって目指す方向性を内外に向けて発信するための、新たな運動の指針となる明確なビジョンを策定し、本年度はそのビジョンを確りと掲げて運動を邁進します。

また、昨年度に引き続き、SDGsを念頭に置いた事業を展開することで、推進活動の一助となる「砂川一のSDGs推進団体」を目指し運動を展開します。

第61代理事長 久保 敬介

スポーツバー くぼっち 代表

はじめに

2020年に開催される予定であった東京オリンピック・パラリンピックは、日本の明るい未来に向かい大きな弾みとなるはずだった・・・

 

2020年最大の見えない敵となった新型コロナウイルスは、全世界で多くの方が亡くなられ経済全体の見通しも立たないなど、世界を暗くしています。コロナ禍は未だ続いており人類のあらゆる尊厳を脅かし、今後の生活面や社会面など未来に対しての心配はあげればキリがありません。また、青年会議所の運動や活動も中止や延期するなど大きな影響を受け、明るい豊かな社会へ向けた運動を続けていく中で難しい選択を突きつけられました。

 

1949年「新日本の再建は我々青年の仕事である。あらためて述べる迄もなく今日の日本の実情は極めて苦難に満ちている。この苦難を打開してゆくため採るべき途は国内経済の充実であり、国際経済との密接なる提携である。その任務の大半を負っている我々青年は、あらゆる機会をとらえて互いに団結し自らの修養に努めなければならぬと信ずる。既に欧米の各地においては青年商工会議所が設立せられ、1946年にはこれらの世界的連絡機関として国際青年商工会議所さえ設置せられておる。われわれはこれ等の国際機関との連携は素より、青年の持つ熱と力とを以って産業経済の実勢を究め、常に認識を新たにして、その責務の達成を期したい。ここに政治経済の中心地、東京に在る我々青年はその使命の極めて重大なるを思い、同志相寄り東京青年商工会議所の設立を企図した次第である。」と青年会議所の設立の旗を掲げ、1951年には日本青年会議所が設立され、その記念すべき第一歩を踏み出した「ひとづくり」「まちづくり」「教育」「国際社会」「環境」など様々な分野において、青年としての正義感、理想を追求する心、真摯な情熱という価値観のもと積極的にかかわってきました。そして、それぞれの時代でひとは変わり、手法や表現は異なっても、創始の「志」は脈々と受け継がれ、70年を超えて今も現役メンバーの手で年代記は綴られ続けています。私たちは今こそ、この困難を乗り越えられる新スタイルを導き出し、明るい豊かな社会の実現を目指し邁進していかなければなりません。

 

青年会議所は、明るい豊かな社会の実現に向け政策を立案し実行する団体である。私たちが成長し、政策を立案し実行することが楽しいと思えればどんなことがあろうとも前進し続けられる、今しかない時間を大切にしていこう。

笑顔になる組織へ

一般的に総務とは、「表舞台に出ることがない」「雑用が多い」など、裏方的なイメージを持ちますが、組織にかかわる業務を一手に引き受ける立場だからこそ、「縁の下の力持ち」と呼ばれることもあり、組織の中で決して欠かすことのできない要として重要視されている事実は間違いありません。さらに近年では、「戦略総務」という概念もある黒子役に徹するのではなく、作戦計画を練り上げて他部門のリーダーシップをとる役割が、総務に期待されるようになっています。砂川青年会議所の総務も同様なことが言え、運営とは何か確り学び各委員会のリーダーシップをとり、組織において誰からでも求められる存在になる必要があります。

 

本年度の総務委員会は、今までの厳正なる予算・出納管理や定款・諸規定の熟知など、総務業務を確りと行うことは勿論、運営面で何が必要で何が不要なのか確りと把握し、最も適格且つ簡素な効率的運営を行います。また、メンバーの困っていることをいち早く感じ取りサポートすることで、LOMの円滑な運営につなげ、私たちが楽しく運動を行っていくために、決して欠かすことのできない存在価値を見出します。

 

リーダーシップを確りと執り行いながら、メンバーへの細やかな気遣いや心配りを心掛け、円滑且つ私たちの運動が最大限に発揮できる組織運営を行います。

笑顔を届ける広報活動へ

砂川青年会議所は先輩諸兄により60年もの間、時代背景に合わせた広報活動を行っており、市民からの信頼を得るべく私たちの運動を発信されてきました。本年度も引き続き今の時代に合わせた最大限の広報活動を行い、より多くのひとに私たちの運動を周知し、信頼を得る必要があります。

 

現在では、様々な広報媒体が数多く存在しており、各世代のターゲットに行き届く広報活動を行えますが、私たちはまだまだ様々な広報媒体の理解、把握がされていない現状があります。今まで行っている広報活動の徹底は勿論、今まで活用されていない周知方法や最新の周知方法を見極め発信することにより、私たちの運動を幅広く伝えられます。

 

また、私たちの運動を「伝える」だけでは多くのひとに信頼を得ることはできません。「伝える」広報活動ではなく「伝わる」広報活動を行い、まちの可能性に溢れる魅力を様々な形で発信することで、私たちの運動を理解して頂き今まで以上にこのまちの価値を高めます。

 

今までの広報活動に捕らわれず、各世代のターゲットに行き届く広報活動を行い、より多くのひとに私たちの運動を周知し、信頼を得ることのできる広報活動を行います。

笑顔溢れるまちへ

時代背景によるそのまちの課題が数多く存在します。砂川市でも、新たな課題解決に向け令和3年度から10年間、砂川市のまちづくりの方向性を示す「砂川市第7期総合計画」の取り組みが開始されました。青年会議所はどんな困難があろうとも明るい豊かな社会の実現を目指す団体であり、私たちも少子高齢化や過疎化など、このまちが抱える時代によって異なる様々な問題解決に向け運動を展開する必要があります。

 

近年では、インターネット上での口コミなどを通じて、そのまちにある魅力やそのまちに住まうひとが一躍脚光を浴び、各種メディアや一般消費者の話題を席巻することがあります。このようなことができれば、知名度が一気に上昇し名前が知れ渡ることや経済効果につながるなど、大きな影響力を生み出すことができます。

 

この地域の魅力を様々な角度から模索し、面白い考え方からイノベーションを起こし新たな魅力を生み出すことで、市外からの『行きたい』市内からの『住み続けたい』という声を増やし、このまちの様々な問題を解決へと導きます。

 

私たちがこの地域の魅力を最大限に活かせるよう、イノベーションを起こすことのできる考え方を学び、よりインパクトのある事業を展開し、このまちに住む子どもから大人までの誰しもがこのまちの魅力を他地域へ発信できるよう新たな魅力を創出します。

ひとを笑顔にできる人財へ

青年会議所は明るい豊かな社会の実現を目指し運動を展開しています。しかし、ただ運動を展開していても多くのひとに共感を得ることができなければ、どんなに良い運動を行っていても自己満足でしかないものになり、明るい豊かな社会の実現を目指している運動とは言えません。私たちは、ひとに感動や喜びを与えることのできる人財へと成長していく必要があります。

 

まずは、相手の思考や感情を読み取り、相手の立場に立ち、相手がどのような感情や思考を持っているかを考えることが重要であり、それを理解した上で相手を支援する能力を身につけなければなりません。さらに、リーダーシップを発揮するために最も重要な能力のひとつである、高い共感能力を持って、高いパフォーマンスをあげられる能力を身につければ、私たちの運動も共感を得ることができます。

 

ひとは自分と全く同じ考えや価値観を持つことは困難であるが、何を考えているのか読み取れることで、私たちが今後運動を展開していきやすい環境になり、お互いが楽しくより多くのひとを笑顔にできます。

 

私たちは、相手の考え方や気持ちを読み取り、言葉が無くても家族、友人、知人などより多くのひとに感動や喜びを与えられる学びを行い、地域のリーダーとしての自覚を持ち、最大限のリーダーシップを発揮できる人財育成を行います。

誰もが笑顔輝く組織から拡大運動へ

全国の青年会議所では会員が減少している中、近年、砂川青年会議所では枠にとらわれない会員拡大運動を行い会員増員に成功しており、道央エリアにおいても2番目に人数の多いLOMとして北海道内のLOMから注目されています。

 

しかしながら、入会しただけで運動や活動に参加されないメンバーもおり、ともに運動や活動を行わなければ、退会者の増加や新たな会員が増員しないなどの影響を与え兼ねません。その影響によって組織としても衰退する可能性があり、私たちは誰もが活躍できる組織を目指し会員拡大につなげる必要があります。

 

メンバーの参加されない理由や入会まで至らない理由を数多く収集し取り纏め、確りとしたエビデンスの作成を行い、それをもとに結果検証を繰り返しながら組織改革を行うことで、メンバーの参加率が上昇し、多くのメンバーが砂川青年会議所の運動に対して理解を深めます。また、市民に私たちの行っている運動の楽しさが伝播していくことにより、砂川青年会議所の存在価値が今まで以上に高まり、ともに運動を創り上げる同志が増えていくことにもつながります。

 

先輩諸兄が創り上げてきた今までの砂川青年会議所にさらに磨きをかけ、メンバー全員が自身の力をより発揮できる組織改革を行い、このまちを想う誰もが砂川青年会議所で輝くことのできる人財を増やします。

結びに

1960年に全国で203番目のLOMとして砂川青年会議所が誕生し、昨年創立60周年を迎えました。これもひとえに市民、行政機関、関係諸団体の皆様方から絶大なる御支援を頂いた賜物であります。砂川青年会議所は、長い歴史の中で時代の変化に合わせて様々な事業を行ってきました。現在もなお砂川青年会議所が存在するのは、先輩諸兄より脈々と受け継がれる、このまちを想う熱き情熱の結集があり多くの人々を『笑顔』にしてきたからです。その想いを継承し、節目を迎えた今、新たな一歩を踏み出すときではなかろうか。

 

そのためにも私たち自身が自己成長をし続け、まちのため、ひとのために貢献できる人財になることが、まちの活性化につながり、多くの人々を『笑顔』にします。

 

私たちは、この先の未来どんな困難があろうとも前進し続け、明るい豊かな社会の実現に向けた運動を展開します。

 

 

こんな僕が今あなたに 何ができるかわからないけど

 

この声よ あなたに届け 明日には笑えるように

 

ロードオブメジャー 足跡